時短勤務でも収入減をカバー!育児時短就業給付の計算シミュレーション

育児時短就業給付


育児時短就業給付で手取りはどう変わる?計算シミュレーション

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Kenji Sato

監修者: 佐藤 健二 (特定社会保険労務士)

更新日: 2026年度 雇用保険法改正 対応版

出典: 厚生労働省「育児休業給付及び育児時短就業給付の創設について」

育休が明けて職場に復帰する際、「子どもが小さいうちはフルタイムで働くのは厳しいけれど、時短勤務にするとお給料が減ってしまって家計が苦しい…」と悩む方は非常に多いです。

そんな共働き世帯の悩みを解消するため、雇用保険の新たな制度として「育児時短就業給付」が2025年から段階的に導入され、2026年に本格稼働しています。この制度を活用すれば、時短勤務によって減った賃金の一部(時短中の賃金の10%)が国から補填されます。

1. 育児時短就業給付の「3つの支給要件」

この給付金を受け取るためには、雇用保険の被保険者として以下の要件を満たす必要があります。

  • 対象となる子どもの年齢: 2歳未満の子どもを養育していること。(※2歳に達するまでが対象です)
  • 雇用保険の加入期間: 時短勤務を開始した日の前2年間に、雇用保険の被保険者期間が12ヶ月以上あること。
  • 労働時間の短縮: 所定労働時間を短縮する制度(時短勤務制度)を利用し、実際に時短勤務を行っていること。

2. 給付金はいくらもらえる?(計算式)

支給される金額の基本計算式は非常にシンプルです。
支給額 = 「時短勤務中に支払われた賃金」 × 10%

ただし、無制限に支給されるわけではありません。給付金と時短中の賃金を足した金額が、「時短勤務前の賃金」を超えないように上限が設定されています。

給与明細比較シミュレーター

時短勤務前の給与と、時短後の給与を入力して、給付金(10%)を含めた総収入を比較します。

Q1. 養育しているお子様の年齢は?
Q2. 雇用保険に過去2年で12ヶ月以上加入していますか?
Q3. 【時短前】の月額給与(額面)
Q4. 【時短後】の想定月額給与(額面)

※例: 8時間→6時間勤務で給与が75%になる場合など

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時短勤務時の収入比較テーブル

3. 申請手続きと会社への依頼

育児時短就業給付の申請は、原則として事業主(勤務先)を経由してハローワークに提出します。

時短勤務を開始したら、速やかに人事・労務担当者に「育児時短就業給付の申請をお願いしたい」と伝えましょう。支給は通常、2ヶ月ごとに行われます。この給付金は非課税であるため、所得税の計算には含まれず、そのまま手取りとして受け取れるのが大きなメリットです。

【免責事項・注意事項】 本シミュレーターの計算結果は、入力された額面金額に対する給付額(10%)の単純計算および比較です。「みなし賃金日額」の上限等、細かな雇用保険の規定により実際の支給額と異なる場合があります。また、給付金自体は非課税ですが、時短後の給与からは通常通り社会保険料や税金が控除されるため、実際の手取り額とは異なります。正確な受給額については、管轄のハローワークまたは勤務先の労務担当者にご確認ください。

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